“りょうほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
両方87.2%
療法6.4%
左右2.1%
梁棚2.1%
緑袍2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両方りょうほう軽業師かるわざしのするのをたものは、あたまをかしげました。それほど、この二人ふたりげいは、人間にんげんばなれがしているといってよかったのです。
二人の軽業師 (新字新仮名) / 小川未明(著)
紫外線療法りょうほうといって、紫外線を皮膚にあてると、人体の活力はメキメキと増進ぞうしんすることは誰も知っている。一方、赤よりも波長の長い光線があって、これを赤外線せきがいせんと呼んでいる。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ただ左右りょうほうの耳だけがハッキリ聞こえておりますので、それをタヨリに部屋の中の動静ようすを考えておりますところへ、聞慣れた近所の連中の声がガヤガヤと聞こえて来ます。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
『大智度論』二六に摩頭波斯咤比丘まずはしたびく梁棚りょうほうあるいは壁上、樹上におどり上がるとあるも同人だろう。
曹氏の一族はみな紅袍を着し、外様とざまの諸将はすべて緑袍りょうほうを着ていた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)