“りようて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兩手80.0%
両手20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たい容顏きりようほうなれども、いかにもいかにもの田舍風いなかふう午房縞ごぼうじま綿入わたいれにろんなく白木綿しろもめんおびあを毛布けつとひざしたに、まへこゞみにりて兩手りようてかしらをしかとおさへし。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『サンガローまち——おつかさん、わたくしいへ彼處あそこにあるんですねえ。』と少年せうねん兩手りようて鐵欄てすりうへせて
ピアノに合せた足どりの、ふらふらと両手りようてを振つて、あかしやの禿げた並木をくぐりぬけ
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)