“田舍風”のいろいろな読み方と例文
新字:田舎風
読み方割合
いなかふう50.0%
ゐなかふう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たい容顏きりようほうなれども、いかにもいかにもの田舍風いなかふう午房縞ごぼうじま綿入わたいれにろんなく白木綿しろもめんおびあを毛布けつとひざしたに、まへこゞみにりて兩手りようてかしらをしかとおさへし。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
うちにはひろいた玄關げんくわんと、田舍風ゐなかふう臺所だいどころ入口いりぐちと、入口いりぐちが二つになつてましたが、その臺所だいどころ入口いりぐちからますと、爐邊ろばたではもう夕飯ゆふはんはじまつてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)