“田舍物”の読み方と例文
読み方割合
いなかもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舍物(いなかもの)いなか者(もの)と町内(てうない)の娘(むすめ)どもに笑(わら)はれしを口惜(くや)しがりて、三日(か)三夜(よ)泣(な)きつゞけし事(こと)も有(あり)しが、今(いま)は我(わ)れより人々(ひと/″\)を嘲(あざけ)りて、野暮(やぼ)な姿(すがた)と打(うち)つけの惡(にく)まれ口(ぐち)を、言(い)ひ返(かへ)すものも無(な)く成(な)りぬ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お聞(きゝ)なされませ書生(しよせい)の千葉(ちば)が初戀(はつこひ)の哀(あは)れ、國(くに)もとに居(お)りました時(とき)そと見初(みそ)めたが御座(ござ)りましたさうな、田舍物(いなかもの)の事(こと)なれば鎌(かま)を腰(こし)へさして藁草履(わらぞうり)で、手拭(てぬぐ)ひに草束(くさたば)ねを包(つゝ)んでと思召(おぼしめし)ませうが
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)