“いなかもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田舎者67.0%
田舎漢27.8%
田舍物2.1%
田舍娘1.0%
田舍者1.0%
田舎娘1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎者じゃあるまいし、——気が利かないにも、ほどがあるぜ。だが何だってまた、あんな所で、飛び降りなんぞしたんだろう。」
妖婆 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
話が分ってみると、権之助なるこの若者は、いかにも粗朴な田舎漢で、最初の間違いは、その率直な美点からむしろ起ったものといえる。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なされませ書生千葉初戀れ、もとにりましたそと見初めたが御座りましたさうな、田舍物なればへさして藁草履で、手拭ひに草束ねをんでと思召ませうが
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
幸福ならぬおのづから其中にもあり、おといふ桂次よりは六つの年少にて十七ばかりになる無地田舍娘をば、うでもにもたねばまらず
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
では、そんなをしてゐる寒山拾得文殊普賢なら、つた豐干はなんだらうなどと、田舍者芝居て、どのがどの俳優かとのやうな氣分になつてゐるのである。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
幸福ならぬ事おのづからそのにもあり、おといふ娘の桂次よりは六つの年少にて十七ばかりになる無地の田舎娘をば、どうでも妻にもたねば納まらず
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)