“田舍人”の読み方と例文
新字:田舎人
読み方割合
ゐなかびと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も知らない田舍人ゐなかびとは、その熱心に隨喜して、渠を牧師にまでも仕あげた。渠は得意になるに從つて、人の行爲に干渉することが甚しくなつた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
純朴な田舍人ゐなかびとの見つけた感動すべき風景畫である。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)