“ゐなかふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田舍風50.0%
田舎風50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちにはひろいた玄關げんくわんと、田舍風ゐなかふう臺所だいどころ入口いりぐちと、入口いりぐちが二つになつてましたが、その臺所だいどころ入口いりぐちからますと、爐邊ろばたではもう夕飯ゆふはんはじまつてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
今しも彼がたゝずんでゐる波止場の石段の下には近海通ひの曳船ひきふねが着いたところだつた。田舎風ゐなかふうの男女の客が二十人ばかり上つた。
煤煙の匂ひ (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)