“上出來”の読み方と例文
新字:上出来
読み方割合
じやうでき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ラクダルは無言(むごん)のまゝ手眞似(てまね)で其處(そこ)へ坐(すわ)らした。親父(おやぢ)は當前(あたりまへ)に坐(すわ)る、愚息(せがれ)はゴロリ臥(ね)ころんで足(あし)を蹈伸(ふみのば)す、この臥轉(ねころ)び方(かた)が第一(だいゝち)上出來(じやうでき)であつた。三人(さんにん)は其(その)まゝ一言(ひとこと)も發(はつ)しない。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
珍(めづ)らしい上出來(じやうでき)だと思(おも)つて感心(かんしん)してゐる。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
そして心中(しんちゆう)ひそかに不平(ふへい)でならぬのは志村(しむら)の畫(ゑ)必(かなら)ずしも能(よ)く出來(でき)て居(ゐ)ない時(とき)でも校長(かうちやう)をはじめ衆人(みんな)がこれを激賞(げきしやう)し、自分(じぶん)の畫(ゑ)は確(たし)かに上出來(じやうでき)であつても、さまで賞(ほ)めて呉(く)れ手(て)のないことである。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)