“まねごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真似事82.6%
眞似事13.0%
眞似言4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しろうとたちでも或る程度までは芝居の真似事まねごとをすることが出来、見物人もその型に依って檜舞台ひのきぶたいの歌舞伎役者を連想しながら見ていられる。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
驛名を書いた立札たてふだの雨風にさらされて黒く汚れたのが、雜草の生えた野天のてんのプラツトフオームに立つてゐる眞似事まねごとのやうな停車場ステーシヨンを、汽車は一せい汽笛きてきとゝもに過ぎ去つた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
「僕が今度は君の眞似言まねごとを言つて、しツぺい返しをする樣だが、ね」