“巖谷氏”の読み方と例文

読み方	割合
いはやし	100.0%

いはやし

巖谷氏（いはやし）の住所（ぢうしよ）は其（そ）の頃（ころ）麹町（かうぢまち）元園町（もとぞのちやう）であつた。が麹町（かうぢまち）にも、高輪（たかなわ）にも、千住（せんぢゆ）にも、待（ま）つこと多時（たじ）にして、以上（いじやう）返電（へんでん）がこない。今時（いまどき）とは時代（じだい）が違（ちが）ふ。

春着 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

私（わたし）は青（あを）くなつた——（居（ゐ）るなら訪（たづ）ねる。）を——（要（い）るなら搜（さが）す。）——巖谷氏（いはやし）のわけの分（わか）らなかつたのは無理（むり）はない。

春着 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

巖	部首:⼭ 23画
谷	常用漢字 小２ 部首:⾕ 7画
氏	常用漢字 小４ 部首:⽒ 4画