“すいしよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
水晶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燧石ひうちいし黒曜石こくようせきや、安山岩あんざんがんるいつくつたものがおほいのでありますが、ときには水晶すいしよう瑪瑙めのうのような綺麗きれいいしつくつたものもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この極楽の蓮池の下は、丁度地獄じごくの底に当って居りますから、水晶すいしようのような水を透き徹して、三途さんずの河や針の山の景色が、丁度のぞ眼鏡めがねを見るように、はっきりと見えるのでございます。
蜘蛛の糸 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
管玉くだたまぎにたくさんるものに、だまといふのがあります。これはほとんどみな水晶すいしようつくつてありまして、六角ろつかくあるひは八角はつかく方錘形ほうすいけいを、そこほうふたつつないだ恰好かつこうになつてをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
水晶すいしようなにかとおなじように自然しぜん出來できいしだとばかりしんじてをりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)