水棹みづさを)” の例文
さういふ折に漁師が水棹みづさをを貸してやらなければ、空へ帰る事が出来ないので乱暴者の雷も漁師だけにはごく素直だといふ事だ。
水棹みづさをがとぼんと鳴つた。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)