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水棹
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みずさお
ふりがな文庫
“
水棹
(
みずさお
)” の例文
水棹
(
みずさお
)
を取り上げて、ガバと打ってかかるのを、身を開いて、ツ、ツ、ツ、懐へ入ると見るや当身一本、船頭は苦もなく
水垢
(
あか
)
の中に
仰
(
の
)
け
反
(
ぞ
)
ります。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
水棹
(
みずさお
)
を
押
(
お
)
していつもするように
舳
(
へさき
)
を砂浜によせ、母親の乗りこむのをまっている大吉の横顔に、いつもとちがったことばがいち早くとんできた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
その
水棹
(
みずさお
)
の音と混同されたかも知れないこと、などを御一考願い度いと存じます。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
船頭は
水棹
(
みずさお
)
を張って舟を出し、舳を東へ向けて艫を立てた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
水棹
(
みずさお
)
を取り上げて、ガバと打ってかかるのを、身を開いて、ツ、ツ、ツ、懐へ入ると見るや当身一本、船頭は苦もなく
水垢
(
あか
)
の中に
仰
(
の
)
け
反
(
ぞ
)
ります。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
陸地がすうっとすべるように近づいたと思うと、船はもう
渚
(
なぎさ
)
ちかく寄っていた。ふなれな手つきで
水棹
(
みずさお
)
を
押
(
お
)
す大吉と、見なれぬ大石先生に、昔どおり村の子どもはぞろぞろ集まってきた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶