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みずさお
ふりがな文庫
“みずさお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水棹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水棹
(逆引き)
船頭は
水棹
(
みずさお
)
を張って舟を出し、舳を東へ向けて艫を立てた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
水棹
(
みずさお
)
を取り上げて、ガバと打ってかかるのを、身を開いて、ツ、ツ、ツ、懐へ入ると見るや当身一本、船頭は苦もなく
水垢
(
あか
)
の中に
仰
(
の
)
け
反
(
ぞ
)
ります。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
陸地がすうっとすべるように近づいたと思うと、船はもう
渚
(
なぎさ
)
ちかく寄っていた。ふなれな手つきで
水棹
(
みずさお
)
を
押
(
お
)
す大吉と、見なれぬ大石先生に、昔どおり村の子どもはぞろぞろ集まってきた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
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