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水棹
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みさを
ふりがな文庫
“
水棹
(
みさを
)” の例文
海向ひの村へ通ふ渡船は、四五人の客を乘せてゐたが、四角な荷物を脊負うた
草靴
(
わらぢ
)
脚袢
(
きやはん
)
の
商人
(
あきんど
)
が驅けて來て飛び乘ると、頬被りした船頭は
水棹
(
みさを
)
で岸を突いて船を
辷
(
すべ
)
らせた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
水棹
(
みさを
)
とれ、
土橋
(
どばし
)
くぐれ、鳰鳥の火の
点
(
つ
)
く
頭
(
あたま
)
、いま夕日、それとかかれと、我が仰ぐ
館
(
やかた
)
の
築地
(
ついぢ
)
、濠めぐるここをよろしと、采配やささとかかれと、前うちの金の鍬形、紙鎧、桜縅の大将我は。
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶