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きゅうじ
ふりがな文庫
“きゅうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
給仕
68.3%
灸治
17.1%
給使
4.9%
給侍
2.4%
久次
2.4%
亀茲
2.4%
給事
2.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
給仕
(逆引き)
優が登庁すると、その使役する
給仕
(
きゅうじ
)
は故旧
中田
(
なかだ
)
某の子
敬三郎
(
けいざぶろう
)
である。優が推薦した所の県吏には、十五等出仕松本
甲子蔵
(
きねぞう
)
がある。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
きゅうじ(給仕)の例文をもっと
(28作品)
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灸治
(逆引き)
菅丞相の怨霊がしば/\
枕頭
(
ちんとう
)
に現れて呪いの言葉を洩らすので、
陰陽師
(
おんみょうじ
)
や医師を招いて、さま/″\の祈祷、療治、
灸治
(
きゅうじ
)
等をして見るけれども一向に
利
(
き
)
き目がなく
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
きゅうじ(灸治)の例文をもっと
(7作品)
見る
給使
(逆引き)
彼は
給使
(
きゅうじ
)
の女の方を見て微笑して見せた。女も微笑した。津田一人
怒
(
おこ
)
る訳に行かなかった。小林はまたすぐその機に付け込んだ。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
きゅうじ(給使)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
給侍
(逆引き)
二人差向いでお宮にたき立ての暖かい御飯の
給侍
(
きゅうじ
)
をしてもらって食ぺていると、まるで御飯が
咽喉
(
のど
)
へ飛び込むようであった。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
すると柳沢は
階下
(
した
)
の茶の間で
老婢
(
ばあさん
)
に
給侍
(
きゅうじ
)
をさせながら御飯を食べていたが
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
きゅうじ(給侍)の例文をもっと
(1作品)
見る
久次
(逆引き)
回向院前の指物師清兵衛方では急ぎの仕事があって、養子の恒太郎が
久次
(
きゅうじ
)
留吉
(
とめきち
)
などという三四名の職人を相手に、
夜延
(
よなべ
)
仕事をしておる処へ、
慌
(
あわ
)
てゝ兼松が駈込んでまいりまして
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
きゅうじ(久次)の例文をもっと
(1作品)
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亀茲
(逆引き)
『漢書』に、
亀茲
(
きゅうじ
)
王が漢に朝し、帰国後衣望服度宮室を、漢の風に改めたが、本物通りに出来ず。外国胡人皆
嘲
(
あざけ
)
って
驢々
(
ろろ
)
にあらず、
馬々
(
ばば
)
にあらず、亀茲王のごときは騾という物じゃといったと見ゆ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
きゅうじ(亀茲)の例文をもっと
(1作品)
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給事
(逆引き)
とうとう四日目の朝飯の
給事
(
きゅうじ
)
をさせている時、汁椀の中へ
栂指
(
おやゆび
)
を突っ込んだのを見て、「もう給仕はしなくても好いから、あっちへ行っていておくれ」
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
きゅうじ(給事)の例文をもっと
(1作品)
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