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きじ
ふりがな文庫
“
記事
(
きじ
)” の例文
そのうちに、ツェッペリンは、
出発
(
しゅっぱつ
)
したのでした。そして、その
日
(
ひ
)
、その
日
(
ひ
)
の
記事
(
きじ
)
が、はやくも
無線電信
(
むせんでんしん
)
で、
新聞
(
しんぶん
)
に
報告
(
ほうこく
)
せられました。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
前
(
まへ
)
に
内外
(
ないがい
)
の
火山
(
かざん
)
を
巡見
(
じゆんけん
)
した
場合
(
ばあひ
)
の
記事
(
きじ
)
を
掲
(
かゝ
)
げて
置
(
お
)
いたが、
諸君
(
しよくん
)
若
(
も
)
し
兩方
(
りようほう
)
を
比較
(
ひかく
)
せられたならば、
國内
(
こくない
)
の
火山作用
(
かざんさよう
)
は
概
(
がい
)
して
穩
(
おだや
)
かであつて
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
米國
(
べいこく
)
のエドワルド、エス、モールス
氏
(
し
)
が、
明治
(
めいぢ
)
十二
年
(
ねん
)
に
於
(
おい
)
て、
初
(
はじ
)
めて
此所
(
こゝ
)
に
遺跡
(
ゐせき
)
を
發見
(
はつけん
)
し、
然
(
さ
)
うして
大發掘
(
だいはつくつ
)
を
試
(
こゝろ
)
みられた
記事
(
きじ
)
は『
理科會粹
(
りくわくわいすゐ
)
』の
第
(
だい
)
一
帙
(
ちつ
)
として
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
金澤
(
かなざは
)
の
人
(
ひと
)
、
和田尚軒氏
(
わだしやうけんし
)
著
(
ちよ
)
。
郷土史談
(
きやうどしだん
)
に
採録
(
さいろく
)
する、
石川縣
(
いしかはけん
)
の
開化新開
(
かいくわしんかい
)
、
明治五年
(
めいぢごねん
)
二月
(
にぐわつ
)
、
其
(
そ
)
の
第六號
(
だいろくがう
)
の
記事
(
きじ
)
に
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夫
(
をつと
)
の
隱袋
(
かくし
)
の
中
(
なか
)
に
疊
(
たゝ
)
んである
今朝
(
けさ
)
の
讀殼
(
よみがら
)
を、
後
(
あと
)
から
出
(
だ
)
して
讀
(
よ
)
んで
見
(
み
)
ないと、
其日
(
そのひ
)
の
記事
(
きじ
)
は
分
(
わか
)
らなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
讀者
(
とくしや
)
余
(
よ
)
が
言
(
げん
)
を
信
(
しん
)
ぜずば罪と罰に
就
(
つ
)
きて、
更
(
さら
)
に
其他
(
そのた
)
の
記事
(
きじ
)
を
精讀
(
せいどく
)
せられよ、
思
(
おも
)
ひ
盖
(
けだ
)
し
半
(
なかば
)
に
過
(
す
)
ぎんか。
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
一事を
擧
(
あ
)
げて之を日本人及びアイヌの
所業
(
しよげふ
)
に照らし、一物を
採
(
と
)
つて之を日本人及びアイヌの
製品
(
せいひん
)
に
比
(
ひ
)
し、論斷を下すが如きは、
畫報
(
ぐわはう
)
の
記事
(
きじ
)
として不適當なるの感無きに非ざれば
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
講和問題
(
かうわもんだい
)
、
新婦
(
しんぷ
)
、
新郎
(
しんらう
)
、
涜職事件
(
とくしよくじけん
)
、
死亡廣告
(
しばうくわうこく
)
——
私
(
わたくし
)
は
隧道
(
トンネル
)
へはひつた一
瞬間
(
しゆんかん
)
、
汽車
(
きしや
)
の
走
(
はし
)
つてゐる
方向
(
はうかう
)
が
逆
(
ぎやく
)
になつたやうな
錯覺
(
さくかく
)
を
感
(
かん
)
じながら、それらの
索漠
(
さくばく
)
とした
記事
(
きじ
)
から
記事
(
きじ
)
へ
殆
(
ほとんど
)
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
然
(
しか
)
し
先夜
(
せんや
)
の
反古
(
はご
)
新聞
(
しんぶん
)
の
記事
(
きじ
)
から
推及
(
すいきふ
)
して、
大佐
(
たいさ
)
が
今
(
いま
)
現
(
げん
)
に
浮世
(
うきよ
)
の
外
(
そと
)
なる
此
(
この
)
孤島
(
はなれじま
)
に
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
、また
今
(
いま
)
も
聽
(
きこ
)
ゆる
鐵
(
てつ
)
の
響
(
ひゞき
)
などから
考
(
かんが
)
へ
合
(
あ
)
はせると
朧
(
おぼろ
)
ながらもそれと
思
(
おも
)
ひ
當
(
あた
)
る
節
(
ふし
)
の
無
(
な
)
いでもない。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
爾來
(
じらい
)
地震
(
ぢしん
)
の
記事
(
きじ
)
は、かなり
詳細
(
せうさい
)
に
文献
(
ぶんけん
)
に
現
(
あらは
)
れてをり、その
慘害
(
さんがい
)
の
状
(
じやう
)
も
想像
(
さうざう
)
されるが、これを
建築發達史
(
けんちくはつたつし
)
から
見
(
み
)
て、
地震
(
ぢしん
)
のために
如何
(
いか
)
なる
程度
(
ていど
)
において、
構造上
(
こうざうぜう
)
に
考慮
(
かうりよ
)
が
加
(
くは
)
へられたかは
疑問
(
ぎもん
)
である。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
文身
(
ほりもの
)
だらけの
屍
(
かばね
)
隅田川に浮きしとふ
記事
(
きじ
)
も身に沁む山の夜ふけに
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
世界大地震
(
せかいだいぢしん
)
の
記事
(
きじ
)
に
於
(
おい
)
て、
人畜
(
じんちく
)
を
吸
(
す
)
ひ
込
(
こ
)
むほどの
地割
(
ぢわ
)
れの
開閉現象
(
かいへいげんしよう
)
が
起
(
おこ
)
つたのは、
著者
(
ちよしや
)
の
鋭意
(
えいい
)
調
(
しら
)
べた
結果
(
けつか
)
、
以上
(
いじよう
)
の
三回
(
さんかい
)
のみである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
弟
(
おとうと
)
は、めずらしい
写真
(
しゃしん
)
に
見入
(
みい
)
ったり、また
書
(
か
)
いてあるおもしろそうな
記事
(
きじ
)
に、
心
(
こころ
)
を
奪
(
うば
)
われて、いろいろの
空想
(
くうそう
)
にふけるであろうと
思
(
おも
)
ったのでした。
波荒くとも
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
(
新聞
(
しんぶん
)
には
講演
(
かうえん
)
の
梗概
(
かうがい
)
が
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
たが、
余
(
よ
)
は
新聞
(
しんぶん
)
の
記事
(
きじ
)
には、
信用
(
しんよう
)
を
拂
(
はら
)
はぬ一
人
(
にん
)
であるので、
證
(
しよう
)
とせぬ)
余
(
よ
)
は
余
(
よ
)
として、
生意氣
(
なまいき
)
ながら
左
(
さ
)
の
如
(
ごと
)
き
説
(
せつ
)
を
持
(
じ
)
するのである。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
……
故
(
こ
)
柳川春葉
(
やながはしゆんえふ
)
と、
私
(
わたし
)
とが
編輯
(
へんしふ
)
に
携
(
たづさ
)
はつて
居
(
ゐ
)
た、
春陽堂
(
しゆんやうだう
)
の
新小説
(
しんせうせつ
)
、
社會欄
(
しやくわいらん
)
の
記事
(
きじ
)
として、
中京
(
ちうきやう
)
の
觀察
(
くわんさつ
)
を
書
(
か
)
くために、
名古屋
(
なごや
)
へ
派遣
(
はけん
)
といふのを、
主幹
(
しゆかん
)
だつた
宙外
(
ちうぐわい
)
さんから
承
(
うけたまは
)
つた
時
(
とき
)
であつた。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
何等
(
なにら
)
の
關係
(
くわんけい
)
はなくとも、
斯
(
か
)
かる
記事
(
きじ
)
を
讀
(
よ
)
んだ
人
(
ひと
)
は
多少
(
たせう
)
心
(
こゝろ
)
を
動
(
うご
)
かすであらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
この
隧道
(
トンネル
)
の
中
(
なか
)
の
汽車
(
きしや
)
と、この
田舍者
(
ゐなかもの
)
の
小娘
(
こむすめ
)
と、さうして
又
(
また
)
この
平凡
(
へいぼん
)
な
記事
(
きじ
)
に
埋
(
うづま
)
つてゐる
夕刊
(
ゆふかん
)
と、——これが
象徴
(
しやうちよう
)
でなくて
何
(
なん
)
であらう。
不可解
(
ふかかい
)
な、
下等
(
かとう
)
な、
退屈
(
たいくつ
)
な
人生
(
じんせい
)
の
象徴
(
しやうちよう
)
でなくて
何
(
なん
)
であらう。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
第六囘
(
だいろくくわい
)
に
至
(
いた
)
りて
始
(
はじ
)
めて、
殺人
(
さつじん
)
の
大罪
(
だいざい
)
なるか
否
(
いな
)
かの
疑問
(
ぎもん
)
を
飮食店
(
いんしよくてん
)
の
談柄
(
だんぺい
)
より
引起
(
ひきおこ
)
し、
遂
(
つい
)
に
一刹那
(
いつせつな
)
を
浮
(
うか
)
び
出
(
いだ
)
さしめて、この
大學生
(
だいがくせい
)
何
(
なん
)
の
仇
(
あだ
)
もなき
高利貸
(
こうりかし
)
を
虐殺
(
ぎやくさつ
)
するに
至
(
いた
)
る。
第
(
だい
)
七
囘
(
くわい
)
は
其
(
その
)
綿密
(
めんみつ
)
なる
記事
(
きじ
)
なり。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
然
(
しか
)
るにわが
國
(
くに
)
の
地震史
(
ぢしんし
)
には
右
(
みぎ
)
のような
現象
(
げんしよう
)
の
起
(
おこ
)
つたことの
記事
(
きじ
)
皆無
(
かいむ
)
であるのみならず、
明治以後
(
めいじいご
)
の
大地震調査
(
だいぢしんちようさ
)
に
於
(
おい
)
ても
未
(
いま
)
だかつて
氣附
(
きづ
)
かれたことがない。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
そして、
翌日
(
よくじつ
)
のその
新聞
(
しんぶん
)
には、
大
(
おお
)
きな
見出
(
みだ
)
しで、
孝行
(
こうこう
)
の
少年
(
しょうねん
)
の
記事
(
きじ
)
が、
写真
(
しゃしん
)
とともに
載
(
の
)
せられていました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
何
(
なに
)
は
兎
(
と
)
もあれ
此
(
この
)
反古
(
ほご
)
新聞
(
しんぶん
)
の
記事
(
きじ
)
によると、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
が
此
(
この
)
秘密
(
ひみつ
)
なる
旅行
(
りよかう
)
を
企
(
くはだ
)
てたのは
既
(
すで
)
に一
年
(
ねん
)
半
(
はん
)
も
以前
(
いぜん
)
の
事
(
こと
)
で、
前
(
まへ
)
にもいふ
通
(
とう
)
り
私
(
わたくし
)
がまだ
亞米利加
(
アメリカ
)
の
大陸
(
たいりく
)
を
漫遊
(
まんゆう
)
して
居
(
を
)
つた
時分
(
じぶん
)
の
事
(
こと
)
で、
其後
(
そのゝち
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
歴史
(
れきし
)
のどこかに
毛
(
け
)
を
降
(
ふ
)
らした
記事
(
きじ
)
があるが、その
中
(
なか
)
の
或場合
(
あるばあひ
)
は
火山毛
(
かざんもう
)
であつたらしく
思
(
おも
)
はれる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
この
記事
(
きじ
)
を
見
(
み
)
て、
私
(
わたし
)
は
考
(
かんが
)
えさせられた。
大和族
(
やまとぞく
)
より、もっとさきに
住
(
す
)
んでいた
民族
(
みんぞく
)
であろう。そのような
遠
(
とお
)
い
昔
(
むかし
)
から、
人類
(
じんるい
)
には
悲
(
かな
)
しみや、
不幸
(
ふこう
)
というものが、つきまとっていたのを
知
(
し
)
ったからだ。
アパートで聞いた話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
此地震史上
(
このぢしんしじよう
)
の
大事件
(
だいじけん
)
の
舞臺
(
ぶたい
)
が
未開
(
みかい
)
の
土地
(
とち
)
であるだけに、
記事
(
きじ
)
に
確信
(
かくしん
)
を
置
(
お
)
くわけにも
行
(
ゆ
)
かないが
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“記事”の意味
《名詞》
記事(きじ)
事実を客観的に書き記すこと。また、その文章のこと。
(1より)新聞・雑誌などでの報道やその文章のこと。
記事文(事実を叙述した文章)の略
(出典:Wiktionary)
“記事”の解説
記事(きじ)とは、現象、存在、状況などを文字からなる単語を組み合わせ、文章で表した事物を伝えるための文章である。
(出典:Wikipedia)
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“記事”で始まる語句
記事文