“引起”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきおこ84.6%
ひきをこ7.7%
ひっこ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この不埓者ふらちものめといって、その肩の処をつらまえて引起ひきおこして、目のめてるのを尚おグン/″\ゆたぶってやったことがある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
つまところ大紛爭だいもんちやく引起ひきをこして、其間そのあひだ多少たせう利益りえきめんとくわだてゝる、じつその狡猾かうくわつなること言語げんごぜつするほどだから、いま櫻木大佐さくらぎたいさ公明正大こうめいせいだいこのしま發見はつけんし、なづけて朝日島あさひとう
さま/″\の評判が立ってちり/″\人がほか引起ひっこしてしまうから、白翁堂も薄気味悪くや思いけん、此処こゝ引払ひきはらって、神田旅籠町かんだはたごちょう辺へ引越ひっこしました。