“本質”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんしつ40.0%
きじ20.0%
まこと20.0%
もと20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にしろ、くさにしろ、とりにしろ、むしにしろ、本質ほんしつえていない。正直しょうじきで、明朗めいろうだ。あのみきった子供こどものようなものさ。
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
びんかきに、当代の名匠が本質きじへ、肉筆で葉を黒漆くろうるし一面に、の一輪椿のくしをさしたのが、したたるばかり色に立って、かえって打仰いだ按摩の化ものの真向まっこうに、一太刀、血を浴びせた趣があった。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
分解されしわが愛の清き本質まことと形とを
またかぎりない変転の本質もとを知った。
ルバイヤート (新字新仮名) / オマル・ハイヤーム(著)