“八峰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やつを50.0%
はちみね25.0%
やを25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次手ついでに云うと、この歌の一つ前に、「あしひきの山椿やまつばき咲く八峰やつを越え鹿しし待つ君がいはづまかも」(巻七・一二六二)というのがある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
名高い八峰はちみねの断裂は、底が五竜岳の方にえぐれ込んではいるものの、う離れて眺めては、天魔が巨箭きょせんを飛ばしてザクリと射抜いたやじりの痕のように小さい。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
不二ヶ嶺は七面ななも八峰やをもつむ雪の襞ふかぶかし眩ゆき白光びやくくわう
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)