“やつを”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
八峰40.0%
八峯20.0%
八絃20.0%
畳峰20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしひきの八峰やつをきぎしなきとよむ朝けの霞見ればかなしも 〔巻十九・四一四九〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
次手ついでに云うと、この歌の一つ前に、「あしひきの山椿やまつばき咲く八峰やつを越え鹿しし待つ君がいはづまかも」(巻七・一二六二)というのがある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
長歌の方に、「あしひきの八峯やつを踏み越え、さしまくるこころさやらず、後代のちのよの語りつぐべく、名を立つべしも」(四一六四)とあり、短歌の方に、「丈夫ますらをは名をし立つべし後の代に聞き継ぐ人も語りつぐがね」(四一六五)とある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
末押し靡かすなす八絃やつをの琴を調しらべたるごと、天の下らしびし
とりよろふ山の畳峰やつをの尾根ながら夕空ちかし火の赤みつつ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)