“閑古”の読み方と例文
読み方割合
かんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五〇 死助しすけの山にカツコ花あり。遠野郷にても珍しといふ花なり。五月閑古かんこ鳥のく頃、女や子どもこれを採りに山へ行く。の中にけておけば紫色になる。酸漿ほほづきの実のやうに吹きて遊ぶなり。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)