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がんくび
ふりがな文庫
“がんくび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雁首
96.6%
雁管
1.1%
雁頸
1.1%
鴈首
1.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雁首
(逆引き)
おまけに一人の
親仁
(
おやじ
)
なぞは、
媽々衆
(
かかしゅう
)
が
行水
(
ぎょうずい
)
の間、
引渡
(
ひきわた
)
されたものと見えて、
小児
(
こども
)
を一人
胡坐
(
あぐら
)
の上へ抱いて、
雁首
(
がんくび
)
を
俯向
(
うつむ
)
けに
銜
(
くわ
)
え
煙管
(
ぎせる
)
。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
がんくび(雁首)の例文をもっと
(50作品+)
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雁管
(逆引き)
と云って、与右衛門さんは
煙管
(
きせる
)
の
雁管
(
がんくび
)
をポンと火鉢にはたいて、今にも水が
垂
(
た
)
りそうな口もとをした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
がんくび(雁管)の例文をもっと
(1作品)
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雁頸
(逆引き)
旅人宿
(
はたごや
)
だけに亀屋の店の
障子
(
しょうじ
)
には
燈火
(
あかり
)
が
明
(
あか
)
く
射
(
さ
)
していたが、
今宵
(
こよい
)
は客もあまりないと見えて内もひっそりとして、おりおり
雁頸
(
がんくび
)
の太そうな
煙管
(
きせる
)
で
火鉢
(
ひばち
)
の
縁
(
ふち
)
をたたく音がするばかりである。
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
がんくび(雁頸)の例文をもっと
(1作品)
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鴈首
(逆引き)
と女房は、煙管の
鴈首
(
がんくび
)
を、畳に長くうつむけたるまま、心ここにあらずでもなかったらしい。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
がんくび(鴈首)の例文をもっと
(1作品)
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