“知能”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちのう66.7%
マインド33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知能ちのうを啓発し、徳器を成就し」、進んでは「公益をひろめ、世務を開く」ための生活、それがすなわちわれわれの理想的生活というものである。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
あのような女はすてた方がよい。お前がこれから出世をして、高い地位についた場合あの女はつまとしてふさわしくない。心は美しくとも知能ちのう程度ていどが低い。
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)
しかし知能マインドとか霊魂スピリットとかいうものは、すべて無形のもので、からだのように物さしで長さを計ったり、はかりで目方を量ったりすることのできぬものであるから
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
されば肉体ボディ知能マインド霊魂スピリット、これら三のものの自然的発達をば維持して行くがため、言い換うれば人々の天分に応じてこれら三のものをばのびるところまでのびさして行くがため
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)