『あの世の入口（あのよのいりぐち）：――いわゆる地獄穴について――（――いわゆるじごくあなについて――）』

アイヌ語の地名を調べていると、海岸、または河岸の洞窟に、あの世へ行く道の入口だというものが意外に多い。それらの洞窟は、だいたい次のような名で呼ばれている。アふンパㇽ Ahún-par（入る・口）。アふンパロ Ahún-paro（入る・その口 …

著者	知里真志保
ジャンル	社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 民間信仰・迷信［俗信］
初出	「北方文化研究報告　第十一輯」1956（昭和31）年3月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約46分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間16分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

魂（ラマッ） 魂（ラマチ） 悪魔（アルカミアシ） 洞窟（ポール） 首領（ニシパ） 袋（カロブ） 地獄（ポクナシリ） 肉体（カイセイ） 穴（シュイ） 他界（オヤモシル） 部落（コタン） 和人（シサム） 宗谷（ソーヤ） 海胆（ニノ） 上手（かみて） 昆布（コンブ） 悲観（イモキリ） 豊浦（とようら） 七曲（ななまがり） 磯魚（いそな） 永山（ナガヤマ） 新冠（にいかっぷ） 鵡川（むかわ） 富川（とみかわ） 忠別（チュウベツ） 千歳（ちとせ） 富内（とみうち） 網走（あばしり） 室村（むろむら） 胆振（いぶり） 荷菜（にな） 虻田（あぶた） 大曲（おおまがり） 白老（しらおい） 近文（ちかぶみ） 北見（きたみ） 釧路（くしろ） 阿寒（あかん） 静内（しずない） 余市（よいち） 会所（かいしょ） 上川（かみかわ） お膳（オッチケ） 極楽（ごくらく） 後志（しりべし） 庶路（しょろ） 新得（しんとく） 日高（ひだか） 昆布（こんぶ） 平目（ひらめ） 時化（しけ） 有珠（うす） 白糠（しらぬか） 様似（さまに） 平取（びらとり） 沙流（さる） 屈足（くったり） 富浦（とみうら） 港（みなと） 登別（のぼりべつ）