トップ
>
悲観
ふりがな文庫
“悲観”のいろいろな読み方と例文
旧字:
悲觀
読み方
割合
ひかん
55.6%
ひくわん
33.3%
イモキリ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひかん
(逆引き)
おれには、なに、
苦労
(
くろう
)
なんかあるものか。おれみたいに、みんながのんきに
暮
(
く
)
らしていれば、べつに
悲観
(
ひかん
)
することもないのだ。
春さきの古物店
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
悲観(ひかん)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひくわん
(逆引き)
でも
此様
(
こん
)
な
筈
(
はず
)
では無かツたがと、
躍起
(
やつき
)
となツて、
行
(
や
)
る
點
(
とこ
)
まで
行
(
や
)
ツて
見
(
み
)
る、
我慢
(
がまん
)
で行ツて見る。
仍且
(
やツぱり
)
駄目
(
だめ
)
だ。
頭
(
てん
)
で
調子
(
てうし
)
が出て來ない。
揚句
(
あげく
)
に
草臥
(
くたび
)
れて了ツて、
悲観
(
ひくわん
)
の
嘆息
(
ためいき
)
だ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
悲観(ひくわん)の例文をもっと
(3作品)
見る
イモキリ
(逆引き)
ある
首領
(
ニシパ
)
が妻に死なれて
悲観
(
イモキリ
)
して、寝てばかりいたが、ある日ふと気が変って磯へ出てみると、女が
手さげ袋
(
サラニプ
)
を持ってこんぶを取っている。
あの世の入口:――いわゆる地獄穴について――
(新字新仮名)
/
知里真志保
(著)
悲観(イモキリ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“悲観”の意味
《名詞》
悲 観(ひかん)
悪い結果ばかり考えて失望すること。
物事が思うようにならず失望すること。
世の中を悪いものと考えること。
(出典:Wiktionary)
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
“悲観”の関連語
悲哀
悲痛
悲嘆
“悲観”で始まる語句
悲観調
検索の候補
悲観調
“悲観”のふりがなが多い著者
三島霜川
知里真志保
徳田秋声
アントン・チェーホフ
小熊秀雄
小川未明