“新得”の読み方と例文
読み方割合
しんとく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十勝国新得しんとく町字屈足くったりに、十勝川の川岸にのぞんでウェンシリ(1)とよぶけわしい崖があり、その中腹にカムイエロキ(2)と称する洞窟がある。
十四日、帶廣を大雨の中に出發し、ヘケレベツ(アイノ語、清い水)をとほつて、新得しんとくから、十勝國境ののぼりになり、義雄等の列車に汽關車が前後についた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)