“瀬尾太郎兼康”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せのおのたろうかねやす80.0%
せのおたろうかねやす20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瀬尾太郎兼康せのおのたろうかねやすを大和国の検非違使に任じ、五百余騎をひきいて奈良に向うことになったが、出発のとき清盛は更に慎重な注意をあたえた。
大力を以て聞えた瀬尾太郎兼康せのおのたろうかねやすは生捕となり、火打城で裏切った平泉寺の斎明威儀師も捕われ、即刻、首をはねられた。
狼藉を静めるべく赴いた瀬尾太郎兼康せのおたろうかねやすの郎党六十余人をからめとって、一々首を斬って猿沢さるさわの池畔に懸けならべたり、僧兵大衆まことに殺気だっていたのである。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)