“下席”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しもせき50.0%
かせき33.3%
したむしろ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青山南町の久保本という中流の寄席だったが、そこから一月の下席しもせき、圓朝の道具噺を真打とりにして打ってみたいという交渉があった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
同姓箕浦幸蔵の二男楠吉くすきちに家名を立てさせ、三等下席かせきに列し、七石三斗を給し、次で幸蔵の願に依て、猪之吉の娘を楠吉に配することになった。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
大日下の王は大命を受けたまはずて、おのが妹や、ひとうから下席したむしろにならむといひて、大刀の手上たがみとりしば