“なんぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
62.7%
31.3%
1.5%
1.5%
1.5%
1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し、なんぢところこゝろかなへり、かねもくをこそとおもひけれ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
よくものをかんがよ、なんぢつねまへるところらず、六疊ろくでふか、八疊はちでふ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
コリヤ道人だうじんなんぢ天眼鏡てんがんきやうたがはずとも、草木くさきなびかすわれなるぞよ。
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
をしへいはく、なんぢまづまたゝきせざることをまなんでしかのち可言射しやをいふべし
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
なんぢの鍋で粥を造るのみよりは、伱の口腔で弼を造れ。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
然るに冷罵を加へて、なんぢ何ぞ自ら欺くやと云はぬばかりに刺笑したるが爲に、一青年の心は牽牛花あさがほの苗の只一足に蹂躪されたるが如く、忽然として其の力を失ひ、突如として車を捨てて走るに至つたのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
利根の川水日夜に流れて滔〻たう/\汨〻ゐつ/\千古れども未だ一念のあとを洗はねば、なんぢに欝懐の委曲を語りて、修羅しゆらの苦因を晴るけんとぞ思ふ
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
燈火よ、客のこんはくとなりしかならざるか、飛遊して室中にはとゞまらず、なんぢなんすれぞ守るべき客ありと想ふや。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
而シテ今いづクニカ在ル哉、いはンヤ吾トなんぢ江渚こうしよノホトリニ漁樵ぎよしようシ、魚鰕ぎよかつれトシ、麋鹿びろくヲ友トシ、一葉ノ扁舟へんしゆうニ駕シ
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)