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魚籠
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ビク
ふりがな文庫
“
魚籠
(
ビク
)” の例文
ぶらりと釣竿と
魚籠
(
ビク
)
とを持つて出かけた、そして草の上の樹蔭によい場所があつたので、そこへ
しが
(
マヽ
)
んで、釣ることよりも考へることをつゞけてゐた、ちつとも釣れない
行乞記:04 (三)
(新字旧仮名)
/
種田山頭火
(著)
私は尺に近い赤魚を、サンザン苦労して引つ張り上げ、
魚籠
(
ビク
)
に入れる直前に落した。
氷雨
(新字旧仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
そこで私は鉄鉢を
魚籠
(
ビク
)
に持ちかへた、人生は時に応じ境に随うてこだはらないのがよろしい。
其中日記:08 (八)
(新字旧仮名)
/
種田山頭火
(著)
大
魚籠
(
ビク
)
さかさまにしぐれてゐる
四国遍路日記
(新字新仮名)
/
種田山頭火
(著)
・大
魚籠
(
ビク
)
はからつぽな春風
旅日記:03 昭和十四年
(新字旧仮名)
/
種田山頭火
(著)
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“魚”で始まる語句
魚
魚屋
魚河岸
魚籃
魚鱗
魚類
魚釣
魚沼郡
魚族
魚肉