“鎧虱”の読み方と例文
読み方割合
よろいじらみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、奥州出発いらい、およそ二十八、九日めに、やっと近江愛知川えちがわの湖畔に着いた。いや着くやいな、戦旅の疲れも、鎧虱よろいじらみや泥土を払ういとまもなく
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)