“愛知川”の読み方と例文
読み方割合
えちがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、この六月、愛知川えちがわの宿で、生前の北畠具行ともゆきから、もっと多くの“宮方連判”の名をきいていた。——それを思い、これを思い合せれば
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
江州は野洲川やすがわの上流、および愛知川えちがわの上流のもので、丹波は和知川のものがもっともよい。
若鮎の塩焼き (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
愛知川えちがわ、小野、四十九院、摺針すりばり番場ばんばさめ柏原かしわばら。そして、伊吹のふもとまで、つつがなければもう近い。しかし、遠いここちでもあった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)