“摺針”の読み方と例文
読み方割合
すりばり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛知川えちがわ、小野、四十九院、摺針すりばり番場ばんばさめ柏原かしわばら。そして、伊吹のふもとまで、つつがなければもう近い。しかし、遠いここちでもあった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ漢学者のみは峠の意味でいつまでもこれを使用した、摺針すりばり嶺、碓氷うすい嶺、函嶺などは其二、三の例である。
(新字新仮名) / 木暮理太郎(著)