“空知川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そらちがは66.7%
そらちがわ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下富良野しもふらので青い十勝岳とかちだけを仰ぐ。汽車はいよいよ夕張と背合はせの山路に入つて、空知川そらちがはの上流を水に添うてさかのぼる。砂白く、水は玉よりも緑である。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
札幌を出発して単身空知川そらちがはの沿岸に向つたのは、九月二十五日の朝で、東京ならば猶ほ残暑の候でありながら、余が此時の衣装ふくさうは冬着の洋服なりしを思はゞ
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
汽車はいよ/\夕張と背合わせの山路やまじに入って、空知川そらちがわの上流を水にうてさかのぼる。砂白く、水は玉よりも緑である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
空知川そらちがわ雪にうもれて
田舎がえり (新字新仮名) / 林芙美子(著)