“軍虱”の読み方と例文
読み方割合
いくさじらみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは軍虱いくさじらみのように、金剛山への寄手五万の兵にくッついて歩き、その数は何十ヵ所かしれず、軍の取締りも手のほどこしようがないのであった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)