“虱狩”の読み方と例文
読み方割合
しらみがり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母が毎度の事で天気のい日などには、おチエ此方こっち這入はいって来いと云て、表の庭に呼込よびこんで土間どまの草の上に坐らせて、自分は襷掛たすきがけに身構えをして乞食の虱狩しらみがりを始めて、私は加勢に呼出よびだされる。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)