“かんげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
間隙54.4%
感激44.1%
閑隙1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず割合近くにいる「右足のない梟」を覘うことにし、射撃の間隙かんげきを数えながら、ここぞと思うところで、真っしぐらに突撃した。
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
が、日頃ひごろいかつい軍曹ぐんそう感激かんげきなみださへかすかににぢんでゐるのをてとると、それになんとないあはれつぽさをかんじてつぎからつぎへと俯向うつむいてしまつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
算術の日課を授くるに汲々きゅうきゅうとして、他を顧みるのいとまなきがごとく、たまたま閑隙かんげきありて講学に志すものは、さほど実際に急切の関係もなきヘルバルト氏の学理を探求するをもって
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)