閑隙かんげき)” の例文
算術の日課を授くるに汲々きゅうきゅうとして、他を顧みるのいとまなきがごとく、たまたま閑隙かんげきありて講学に志すものは、さほど実際に急切の関係もなきヘルバルト氏の学理を探求するをもって
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)