“閑隙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんげき50.0%
すきま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
算術の日課を授くるに汲々きゅうきゅうとして、他を顧みるのいとまなきがごとく、たまたま閑隙かんげきありて講学に志すものは、さほど実際に急切の関係もなきヘルバルト氏の学理を探求するをもって
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
さすがの不破の関守氏と青嵐居士が、ここに至って全くうなってしまいました。やっとわずかに一声うなるだけの閑隙すきまを与えられました。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)