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雖
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ども
ふりがな文庫
“
雖
(
ども
)” の例文
寝床
(
しんしやう
)
われを呑み、睡眠われを
無何有郷
(
むかうきやう
)
に抱き去らんとす。然れ
雖
(
ども
)
われは
生命
(
いのち
)
ある霊景と相契和しつゝあるなり。枕頭の燈火、
誰
(
た
)
が為に
広室
(
ひろま
)
を守るぞ。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
本より、文学の事業なることは釈義といふ利刀を仮り来らずとも分明なることにして、文学が人生に渉るものなることは何人といへ
雖
(
ども
)
、之を疑はぬなるべし。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
此等の同致を列記すれば際限あらじ、
然
(
しか
)
れ
雖
(
ども
)
余が此二作の意匠相似たりと言ふは、此等外部の同致のみにあらず、作家着想の根本に入りて、理想の同致あるを認めたればなり。
「伽羅枕」及び「新葉末集」
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
雖
漢検1級
部首:⾫
17画
“雖”を含む語句
雖然
猿雖
煩悩障眼雖不見
田乎婆雖作
荒野二者雖有
輅斉雖入地獄受苦
雖不知
雖千万人吾往矣
雖生於戎羯
雖称
雖老
雖辺土未清余妖尚梗而
雖近而不見