“にえた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沸立50.0%
煮立37.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この火加減ひかげんがむずかしいものでお湯がグラグラ沸立にえたつとプデンへが出来ますから弱火とろびで気長に四十分間位湯煮ゆでなければなりません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ひげだらけの脱獄囚みたいな友吉おやじと、鶴髪童顔、長髯の神仙じみた老ドクトルが、グラグラ煮立にえたった味噌汁と虎鰒とらふぐの鉢を真中に、片肌脱ぎか何かの差向いで
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
七十三 洪水となって天から落ちる泥々の雨が、熱湯の如くににえたっている。これを浴びれば一時に煮殺しゃさつされる。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)