沸立にえた)” の例文
もなく、おんなのマリちゃんが、いまちょうど、台所だいどころで、まえって、沸立にえたったなべをかきまわしているおかあさんのそばへました。
この火加減ひかげんがむずかしいものでお湯がグラグラ沸立にえたつとプデンへが出来ますから弱火とろびで気長に四十分間位湯煮ゆでなければなりません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
... スープは白湯さゆより長く温度を保つというのも密度のためだね。牛乳は何故に水よりも速く沸立にえたつやというのもやっぱり同じ事だね」中川
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
少し入れて沸立にえたって来ると杓子しゃくしでグルグルまわしながらよく煮る事が先ず四十分以上一時間位です。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
今の世にそういう事をおっしゃっても少々無理ですがしかし今年の夏富士へ登山した人の話しに富士山の上で御飯を炊くとグラグラ沸立にえたっていても御飯が生煮なまにえで何ほど長く煮てもよく出来ない
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)