“嶋田”の読み方と例文
読み方割合
しまだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姿(なり)こそ嶋田(しまだ)の大人(をとな)づくらせたれど正(しよう)の處(ところ)は人形(にんぎやう)だいて遊(あそ)びたきほどの嬰兒(ねヽ)さまが俄(には)かに落(おち)し木(き)の下(した)の猿(さる)同(どう)やう、涙(なみだ)のほかに何(なん)の考(かんが)へもなくお民(たみ)と呼(よ)ぶ老婢(はしため)の袖(そで)にすがつて
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「雪」の衣裳(いしょう)の着附がすっかり出来上ったところで、転(こ)けないように右手で床柱に掴(つか)まりながら、立ったままでお春に足袋を穿(は)かせて貰(もら)っていた妙子は、潰(つぶ)し嶋田(しまだ)の首は動かさずに
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
むむ美登利さんはな今の先己れの家の前を通つて揚屋町(あげやまち)の刎橋(はねばし)から這入(はい)つて行(いつ)た、本当に正さん大変だぜ、今日はね、髪をかういふ風にこんな嶋田(しまだ)に結つてと、変てこな手つきして
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)