“朴木齒”のいろいろな読み方と例文
新字:朴木歯
読み方割合
ほうのきば50.0%
ほゝのきば50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母親はゝおやよりのひつけを、なにやとはられぬ温順おとなしさに、たゞはい/\と小包こづゝみをかゝへて、鼠小倉ねづみこくらのすがりし朴木齒ほうのきば下駄げたひた/\と、信如しんによ雨傘あまがささしかざしていでぬ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
唯はい/\と小包みを抱へて、鼠小倉の緒のすがりし朴木齒ほゝのきばの下駄ひたひたと、信如は雨傘さしかざして出ぬ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)