“コトサラ”の漢字の書き方と例文
ひらがな：ことさら
語句割合
故100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一概に身命を惜み、危難を懼れ、故（コトサラ）に曖昧な文句を弄んだと計り論じ去る譯にはゆかぬと思ふのである。
楊雄と法言 (旧字旧仮名) ／ 狩野直喜(著)
然るに雄は故（コトサラ）に莽がまだ漢室を簒はず、周公伊尹を氣取つて居た安漢公時代の號を引張り出して、安漢公としての彼れを許るすと同時に、皇帝としての彼を許さぬ意を婉曲に表はしたものとする。
楊雄と法言 (旧字旧仮名) ／ 狩野直喜(著)