“ふぢよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
婦女75.0%
扶助25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老狐らうこ婦女ふぢよばかしていんするもあり、いんせられし女はかならずかみをみだし其処にして熟睡じゆくすいせるがごとし、そのよしをたづぬれども一人も仔細しさいをかたりし女なし、みな前後ぜんごをしらずといふ
江戸の鳥追とりおひといふは非人ひにん婦女ふぢよ音曲おんきよくするを女太夫とて木綿もめん衣服いふくをうつくしくなし、かほよそほひ、編笠あみがさをかむり、三弦さみせん胡弓こきうなどをあはせ、賀唱めでたきうたをおもしろくうたひ、門々かど/\に立て銭をふ。
申立るには非ず當時茂兵衞が身代あしく我等へ扶助ふぢよも難儀の樣子なり其上かく病身に相成手助てだすけもなしがたきによりせめいさゝかなりとも資本もとでたすけ度存ずるに付昔しかしたる利分と思ひ少々の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)