“不慮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふりょ77.8%
ふりよ16.7%
すずろ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万が一にも、赤穂の浪人共のために、不慮ふりょやいばでもむくわれたなら、左兵衛佐さひょうえのすけは、何うなりましょうか。吉良家は、安泰に続きましょうか。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大切に勤めし故主人の氣にかなひ店の支配しはいをも任せられ私し儀も安堵あんど致し居候に昨年不慮ふりよの儀にて永のいとまに相成廿餘年の勤功きんこう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ことに四六佳婿むこがねあてなるをほの聞きて、我がも日をかぞへて待ちわぶる物を、今のよからぬことを聞くものならば、四七不慮すずろなる事をや仕出しいださん。