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すずろ
ふりがな文庫
“すずろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不慮
50.0%
漫
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不慮
(逆引き)
ことに
四六
佳婿
(
むこがね
)
の
麗
(
あて
)
なるをほの聞きて、我が
児
(
こ
)
も日をかぞへて待ちわぶる物を、今のよからぬ
言
(
こと
)
を聞くものならば、
四七
不慮
(
すずろ
)
なる事をや
仕出
(
しい
)
ださん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
近江の
二六
佐々木氏綱
(
ささきうぢつな
)
に
密
(
みそか
)
の
使
(
つかひ
)
にえらばれて、かの
館
(
みたち
)
にとどまるうち、
前
(
さき
)
の城主
二七
尼子経久
(
あまこつねひさ
)
、
二八
山中
党
(
たう
)
をかたらひて、
二九
大
三十日
(
みそか
)
の夜
三〇
不慮
(
すずろ
)
に城を乗りとりしかば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
三三
丫鬟
(
わらは
)
の十四五ばかりの清げなるに、包みし物もたせ、
三四
しとどに
濡
(
ぬ
)
れて
三五
わびしげなるが、豊雄を見て、
面
(
おもて
)
さと打ち赤めて恥かしげなる
形
(
さま
)
の
貴
(
あて
)
やかなるに、
三六
不慮
(
すずろ
)
に心
動
(
うご
)
きて、
且
(
かつ
)
思ふは
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
すずろ(不慮)の例文をもっと
(1作品)
見る
漫
(逆引き)
その
染帳
(
ぜんちょう
)
を得て
漫
(
すずろ
)
にこれを閲し、匆々として去る。二日を越えてその家回禄す。帳を索むる者、紛然として計をなすを知るなし。林またこれを
過
(
よぎ
)
りていわく、われ
能
(
よ
)
くこれを記せん、と。
失うた帳面を記憶力で書き復した人
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
かの人
江都
(
えど
)
小田原町辺の魚肆に因みありて往きかいけるが、一日かの家に往きけるおり、
店
(
みせ
)
にありける帳を
把
(
と
)
って、
漫
(
すずろ
)
に披閲しけれども、その身に無用の物なれば、熟視するというにはあらず
失うた帳面を記憶力で書き復した人
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
すずろ(漫)の例文をもっと
(1作品)
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