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やたら
ふりがな文庫
“やたら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
矢鱈
94.1%
妄
5.0%
漫
1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢鱈
(逆引き)
それで
謂
(
い
)
わば
矢鱈
(
やたら
)
に読んで見た方であるが、それとて矢張り一定の時期が来なければ、幾ら何と思っても解らぬものは解る道理がない。
私の経過した学生時代
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
やたら(矢鱈)の例文をもっと
(50作品+)
見る
妄
(逆引き)
さあ、源は
激
(
あせ
)
らずにおられません。こうなると気を
苛
(
いら
)
って
妄
(
やたら
)
に鞭を加えたくなる。馬は怒の為に狂うばかりになって、出足が
反
(
かえっ
)
て固くなりました。
遽
(
にわか
)
に「樺、樺」と呼ぶ声が起る。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
やたら(妄)の例文をもっと
(5作品)
見る
漫
(逆引き)
何でも
漫
(
やたら
)
に其処に居る人達に辞儀をしたようだったが、
其中
(
そのうち
)
に
如何
(
どう
)
いう訳だったか、伯父の
側
(
そば
)
へ行く事になって、
側
(
そば
)
へ行くと、伯父が「
阿父
(
おとっ
)
さんも到頭
此様
(
こんな
)
になられた」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
やたら(漫)の例文をもっと
(1作品)
見る
“やたら”の意味
《名詞・形容動詞》
やたら【矢鱈(当て字)】
度を越えている様子。
これと定めず手当たり次第な様子。
(出典:Wiktionary)
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